歯が白ければ良いのか…

白い歯にしてください

歯を白くしたい!と希望される患者さんがたくさんいます。

最近はホワイトニングが一般的になってきて、どこの歯科医院でも受けられるようになりました。それに加えてホワイトニングサロン等の気軽にホワイトニングができるサービスも登場し、白い歯のニーズは高まっているように感じています。

しかし白い歯にすれば本当に美しい口元になるのでしょうか???

美しい口元の定義

わたしが思う美しい口元は清潔感のある白い歯、そして引き締まった綺麗なピンク色の歯肉です。美しい歯肉があってこそ白い歯が綺麗に見えるんです!歯肉に炎症があると腫れぼったく赤い色をしています。それに比べて健康的な引き締まった歯肉はピンク色をしています。

上の写真と下の写真の歯肉の違いがわかりますか!?

上の歯肉には炎症があり赤みがあります。それに対して下の歯肉は炎症のない綺麗な色をしています。

※上も下も同じ患者さんの写真です

歯間ブラシで美しい歯肉を

歯肉の状態を良くするには歯間ブラシが絶対に必要です。

上の写真の状態から、2週間歯間ブラシを継続すると下の写真のようにピンク色の歯肉へと変化していきます。どちらも白い歯で綺麗な気もしますが、やはり健康な歯肉がなければ本当に美しいとは言えないと思います。

実はこの写真の前歯3本はセラミックです。みなさんはどれがセラミックかわかりますか?

せっかく白い綺麗な歯を入れたのなら、綺麗で健康的な歯肉を保ちたいですよね。歯間ブラシは本当に大切です。

コメント