歯間ブラシ 歯間ブラシVSフロス:EFPガイドラインが示す本当の推奨とその理由 日本では「歯と歯の間はフロス」と紹介されることが多く、テレビCMや雑誌でもフロスが強調されがちです。ところが、ヨーロッパ歯周病学会(EFP)のS3レベル臨床ガイドライン(Sanz et al., 2020)では、**歯周病治療やメンテナンス患者における第一選択は歯間ブラシ(Interdental Brushes, IDB)**であると明確に推奨しています。 2025.08.15 歯間ブラシ
歯周病 歯石取り?歯周病治療?何が違うの? Q1. 歯石取りは歯周病治療ですか? A. はい、歯石取りは歯周病治療(STEP2)の一部ですが、STEP1のセルフケア改善が前提です。 Q2. 歯ぐきから出血するのは歯周病ですか? A. 出血は歯周病のサインであることが多いですが、歯間ブラシ不足や磨き残しが原因の場合もあります。早めの検査が必要です。 Q3. 予防歯科と歯周病治療の違いは? A. 予防歯科は、歯周病や虫歯にならないようにするための広い概念で、病気になっていない人が対象です。歯周病治療は、診断後に行う具体的な治療です。 2025.08.14 歯周病
海外 EuroPerio(ユーロぺリオ)11 VIENNAに行ってきました※初参加 EuroPerioとはヨーロッパ歯周病連盟(EFP)が3年に一度開催する歯周病の学会です。メインの会場キャパは4000人でそれが満員になるぐらいの参加者がいます。ヨーロッパ歯周病学会ですからヨーロッパ中から歯周病の専門医が集まってきています。 2025.06.06 海外
歯間ブラシ 歯間ブラシで大量出血… 出血がなぜ起こるのか?仕組みを簡単に説明すると... 歯にプラーク(細菌)が付着→歯肉に炎症が起きる→触れただけで出血→その部分でプラーク(細菌)が増える→大出血 こんなイメージです。たまに歯を磨いたら出血するのは普通と思っている患者さんがいますが、健康な歯肉なら絶対に出血することはありません。 2025.03.28 歯間ブラシ
歯周病 なにかと話題のBlue Radical(ブルーラジカル) 「Blue Radical」は重度の歯周病に対する世界初の歯周病治療機器です。過酸化水素をチップの先端から放出し、Blue Radicalと反応することでラジカル反応が起こり、歯周ポケット内の細菌を殺菌します。外科手術をせずに重度の歯周病を治療できるという画期的な治療になります。 2024.09.27 歯周病
歯周病 新しい歯科医院での挑戦と「PG STOP」歯周病歯磨き粉の効果 Porphyromonas gingivalis(ポリフェロモナス・ジンジバーリス)に対して効果が期待されるという研究があるクルクミンという成分が含まれています。このP.g菌は歯周病の原因となる代表的な細菌です。そしてP.g菌は歯周病だけでなく全身の様々な病気に関連しています。 2024.08.16 歯周病