今月から都内で新しい歯科医院の院長を務めることになりました。つい最近まで、世界一周の旅をしながら海外の歯科医師たちと交流を深め、日本の歯科医療の課題を再認識する貴重な経験をしてきました。こういった経験を生かして日本人の歯周病に関する課題を解決していきたいと思います。
目次
歯間ブラシを中心とした本格的な歯周病治療の提供
私が院長を務めるこの新しい歯科医院では、これまでのブログ記事でもお伝えしてきたように、歯間ブラシを中心とした本当の歯周病治療を提供していきます。歯周病は日本でも非常に多くの人が悩んでいる病気ですが、適切な治療を実践すれば健康な歯を長く保つことが可能です。クリニック全体でこの治療方針を浸透させることを目指し、日々スタッフと共に、最善の歯周病治療を提供できる環境作りに励んでいます。
日本の歯周病問題に挑む:解決策と新たなアプローチ
日本には多くの歯科医院があるにもかかわらず、歯周病が多いという課題があります。私たちのクリニックでは、こうした問題に対して具体的な解決策を提案し、実行に移していくことを目指しています。歯周病治療の第一歩として、当院では歯間ブラシの重要性を強調し、日本中に本当の歯周病治療を広めていきたいと思います。
「PG STOP」歯周病歯磨き粉の効果
当クリニックでは、「PG STOP」歯周病歯磨き粉を取り扱っています。この歯磨き粉には、歯周病の主な原因菌であるPorphyromonas gingivalis(ポリフェロモナス・ジンジバーリス)に対して効果が期待されるという研究があるクルクミンという成分が含まれています。このP.g菌は歯周病の原因となる代表的な細菌です。そしてP.g菌は歯周病だけでなく全身の様々な病気に関連しています。
ただし、誤解しないでください!歯磨き粉を使うだけで歯周病が治るわけではありません。日々の歯間ブラシや歯磨きによる物理的なケアが不可欠です。歯周病細菌を取り除くには、しっかりとしたブラッシングが重要です。
P.g菌を知ることで歯周病予防の第一歩を踏み出そう
では、なぜこの歯磨き粉をクリニックでお勧めするのか?それは、皆さんにP.g菌(Porphyromonas gingivalis)という名前を覚えていただき、少しでも歯周病に関する知識を深めていただくためです。自分自身でケアを行い、本当の歯周病治療を理解していただければと思っています。
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