歯間ブラシで出血を止める

歯周病対策の第一歩:出血を止めること

歯周病の予防と対策において、最も大切なことは出血を止めることです。普段の歯磨きで出血がないからと安心している方も多いかもしれませんが、歯間ブラシを使ったことがなければ、一度試してみることをおすすめします。

歯間ブラシの正しい使い方

歯間ブラシの目的は、単に食べかすを取るためだけではありません。歯茎を優しくマッサージするように、左右の歯にあてて10回ずつ動かしましょう。歯と歯の間の歯肉は、歯周病細菌にとっては最高の条件なんです。その細菌を取るために歯間ブラシを使うんです。だから歯間ブラシは歯周病予防に役立ちます。

出血がある場合

歯間ブラシを使って出血がある場合、それは歯周病のサインかもしれません。しかし、心配する必要はありません。毎日1回、2週間続けることで出血は止まります。

血が出たら使わない?

歯間ブラシを使った際に血が出てしまい、それ以降使わなくなったという方もいるのではないでしょうか。しかし、実は血が出たときこそ、止まるまで使い続けることが大切です。私の患者さんでも血が出たから、怖くなってやめたとおっしゃる方はよくいます。

まとめ

歯間ブラシの適切な使用は、歯周病予防のために不可欠です。特に歯間ブラシで出血がある場合、それは歯肉の炎症を示していて、継続的な歯間ブラシの使用が必要です。ただし歯肉を傷つけてしまって出血している場合もあるので注意が必要です。

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