令和7年も少しでも多くの歯周病を減らせるように活動、日々の診療に取り組んでいきたいと思います。
最近私の診療所に来てくださっている歯科業者さんがこのブログを見てくれたそうで、歯間ブラシをお家でやってみたそうです。そしたら出血が…
このまま歯間ブラシを続けてくれれば出血が止まるはずです。歯医者さんで治療をせずとも歯周病の状態を改善に導くことができる。改めて歯科医師として診療所にいるだけでは歯周病を減らすことはできないなと実感しました。
去年から新たな場所で診療を始めて半年が経過しました。自身が歯周病であることを把握している患者さんが少ないと感じることが多いです。
国民の8割が歯周病という現状を考えると何かおかしい気がします…
今年はこんな謎を考える1年にしたいと思っています!
あたたは歯周病ですか?
みなさんはご自身のお口の状況を把握していますか?
体重、身長、血圧、HbA1C、コレステロール値など把握されている方は多いと思います。そんなに詳しくなくても良いので、自身の何が良いのか悪いのかはイメージできるのではないでしょうか。
しかしお口のことになると…あれあれ…
過去にどのくらい虫歯を治療していたり、歯周病の状況などほとんど知らない方が多いのではないでしょうか。
世間では健康への意識が高まってきていますが、歯科は置いてけぼりな気がしています。
歯周病の細かな数値を把握してもらう必要はないですが、歯周病に罹患しているかどうか、歯周病はどの程度なのか。最低限このあたりは知ってもらう環境作りが必要だと思っています。
なんのための歯の掃除…
みんな歯の掃除や歯石取りと言いますが、あれは歯周病治療(歯周治療)の一部なんです。知っていましたか?
ということはそれを受けているあなたは歯周病の検査を受けているし、歯周病と診断されているはずです。
ただ掃除や歯石取りは歯周病治療の一部でしかなく、メインは日々のセルフケアです。
まずは患者さんには歯周病と診断されている自覚を持っていただき、歯科医院で歯周治療を受けていると認識してもらいたいです。
この責任は全て私たち歯科医療従事者にありますので、そういった環境作りを広める必要があります。
ご自身の歯周病の状況を理解していますか?
この患者さんは歯周病の自覚は特になく、定期検診で始めて来院された患者さんです。

歯科医師 歯茎が少し腫れていて、歯石が付いているので歯の掃除をしましょう!
歯科衛生士 では今から歯のお掃除を始めていきますね!
といった感じで始まってしまうと患者さんは歯周病の自覚を持つことができないですよね。
私が日々行なっているのは、
歯間ブラシの歯医者さん あなたは歯周病です!歯間ブラシを使って出血が止まれば歯周ポケットのバイ菌を取りましょう!
この流れがとても大切なんです!

そして歯間ブラシができるようになって私が少し歯周ポケットのバイ菌を取るとこのように歯肉の状態が改善しました。その後は悪化しないように定期的にチェックしていくだけです。
これが歯周病の治療なんです。
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